泣き虫パンダと慰め役のセバスチャン

不器用な新人社会人が世の中を生き抜くための処世術

色が無くなった日

さて、今日はついに仕事を辞めた日のことについて綴ります。

 

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先日のセバスチャンの言葉を受け、一晩考えたパンダは次の日上司に退職届をだした。

 

そいて今日、正式に仕事を辞めた。

「もう辞めると言ったから、12月12日は無職記念日」

「字余りね。」

 

俵万智先生の素敵な恋の短歌を、こんなふざけたアレンジをしてしまってファンの皆様には申し訳ない限りだが、ただいまパンダは、再就職も決まってないのにこれから大丈夫かという不安と、やっとあの職場から解放されたという安心感で頭に中がぐちゃぐちゃになってるため許してあげてほしい。

「とりあえず次の就職先の候補はあるんでしょ?」

「うん、知り合いのツテなんだけど。この前職場の説明会に行ってきて是非ってことだったから今度面接にいく。何の計画もなく辞めちゃったけど、行動すれば意外と道は開けるもんだね。まだ決まったわけじゃないけど。」

「まあまあ、選択肢はまだまだ沢山あるわよ。変化を恐れずに行動したあなたを私は尊敬するわ。」

そんなセバスチャンからの言葉に目頭が熱くなり、誤魔化すために「またそんなこと言って〜。」と俯きながらいうパンダ。

「人生はいつでもやり直せるわ。多少、遠回りした方が見えて来る世界は広がるものだし、新しい未来に期待しましょ。」

 

*

ここから無職ニート生活が始まりました。

完全に収入は途絶え、そのくせ再就職先もまだ決まってない現状です。

しかし私の未来は明るい。

なぜなら、そう信じているから。