泣き虫パンダと慰め役のセバスチャン

不器用な新人社会人が世の中を生き抜くための処世術

ネガティブタイムアタック

 


私は性格が悪いのでイラッとしたらすぐに人に言って発散したくなる衝動に駆られます。

愚痴は言う分にはスッキリしますが、聞いてる方は自分には関係のないネガティヴパワーを受け取る羽目になるのでかなりの体力を削られてしまうそうです。

 


以前、前に働いてた職場の愚痴を母に話したときに、最初はうんうんと聞いてくれていましたが、途中から母の表情は険しくなり、最終的には「愚痴ばっかりで自分でなんとかしようと思わないの?」と怒られてしまいました。

 


この言葉になんで辛い思いをした私の気持ちをわかってくれないだ!

とムッとしてしまいましたが、愚痴ばっかりで良くないなー情けないなーと思う自分もいました。

 


ネガティブな言葉を吐くと、ネガティブな気持ちになり、ネガティブな気持ちになるとネガティブな出来事が起こります。

これは良くないですね。

 


でも嫌なことがあれば、愚痴りたくなる。

愚痴を言わずに溜め込んでると、心のモヤモヤがどんどん増えていってキャパオーバーになってしまいます。

 


これも良くないですね。

 


ノンストレスに生きていけたら1番いいのでしょうが、このストレスに満ちた現代社会、そうは問屋が卸しません。

 


じゃあどうしたらいいのでしょう?

 


今日はそんなことを考えた日のことを綴っていきます。

 

*


やっと激務が終わり、帰路に着くパンダ。

なんだか浮かない表情をしてるパンダにセバスチャンが話しかける。

「今日も嫌なことあった?」

「あったけど、愚痴はよくないって言われたし。愚痴ったら嫌な気持ちにのまま1日が終わっちゃうし。」

「じゃあ我慢するの?」

「どうしよかなー、イライラしない心が欲しいなー。」

ハハハと空笑いするパンダの表情に、どこにぶつけたらいいか分からない怒りが混じってることを察したセバスチャンは、こんな提案をする。

「愚痴を言う相手が人じゃなかったら、いいんじゃない?」

「1人でぶつぶつ言うってこと?」

「それでもいいけど、例えばノートとかどう?ノートに嫌なことを口に出しながら書くとか。」

「それってデスノートならぬ、愚痴ノートみたいな?」

「そう。さらにもう一ついうなら愚痴を言う時間を自分で決めてしまうこと。いつまでも愚痴を言ってたらキリがないから、30分くらい愚痴を発散する時間を作ってその時間が終わったら愚痴タイム終了。愚痴は溜め込んでモヤモヤしたままでも、物事はうまく進まないんだから、言ってスッキリした方がマシよ。」

 

*


自分のイライラしたことを文章化して、それを自分の目で見ることで、あーこれでイライラしてたのかーと客観的に自身の怒りを知ることができるそうです。

 


これは以前紹介したDaiGoさんの本にも書いてありましたし、いろんな心理学のYouTubeでも紹介されてる方法です。

 


この方法のいいところは、客観的に愚痴を見ることで、自分が感情的にイライラしてるところと、筋が通らないことに対して不満があってイライラしてることが一目瞭然で分かることです。

 


感情的な怒りは冷静になれば徐々に消えていきますし、筋が通ってないことに関しては、それに対する今後の対策を練ることができるのでイライラしにくくなります。

 


愚痴を言いたくなるほどイライラすることが起きたら、まずは30分間集中して紙に書いてみる。

そうして怒りの炎をコントロール出来れば、人生こっちのものです。