泣き虫パンダと慰め役のセバスチャン

不器用な新人社会人が世の中を生き抜くための処世術

可愛い自分を更新

 


お正月があっという間にすぎ、24歳になった私は今年最初の三連休が明けたらそろそろ就職します。

せっかく新しい病院に行くわけですから、以前勤めていた病院での話はここらで辞めにしておきましょう。

今日の話で、以前の病院に勤めていた時に思ったことは最後にします。

 


さて、スマホが普及した現代において、アップデートという言葉はだいぶ身近になってきました。

アップデートとは、最新のものに更新するということですが、アップデートすることでよりセキュリティや、機能の向上が期待されます。

 


よく私のスマホにもアップデートの準備が整いましたなんて通知がきますが、皆さんはどうですか?

 


ちょくちょくまめにアップデートしてますか?

 


今日はそんなアップデートに関するお話です。

 

*

 


毎日嫌味なことを言われて元気がなくなっていくパンダをセバスチャンは心配していた。

「ねえ、最近ちゃんとお洒落したのいつ?」

「え?…あーいつだっけ。そう言えば、ここ最近ちゃんとした格好で外でてないかも。外出る時も仕事中も常にマスクだからメイクも適当だし。」

仕事の日はもちろん仕事場と家の往復。

休みの日は前日の仕事の疲れで出かける気にもなれないのが今のパンダの現状だ。

会う人も決まっている大体決まっているためか、わざわざお洒落をして出かける、と言った機会はほぼ皆無だった。

「よし決めた!今度の休みは出かけるわよ!」

「え?ちょ、ま…!」

~休み当日~

その日セバスチャンはまだ寝てたいと言うパンダを叩き起こしたかと思えば、美容室、フェイスエステに連れていき、新しい洋服、そして、とびきり可愛いリップをパンダのために選んであげた。

「散々な出費だったけど、久しぶりにこんなお洒落して楽しかった~!!」

「良かった、良かった。少しは元気出た?」

「そりゃもちろん!なんかイメチェンもして肌も綺麗になったし、新しい洋服やらコスメも買えたし満足満足。」

久しぶりにニコニコしてるパンダをみてセバスチャンは安堵した。

「元気がない時って自分を蔑ろにしやすいから、見た目も心もボロボロになって、そんな自分を鏡でふと見た時、あれ?自分ってこんなブスだった?って落ち込んでさらに元気なくなるのよ。そんな負のループから抜け出すには自分をとことん甘やかすの。可愛い自分を更新すれば、気持ちもきっと前向きになるわよ。」

 

*

 


ヘアスタイルをチェンジする。

体のメンテナンスに行く。

いつもと違ったメイクをする。

 


今の自分がどうしても嫌になった時、まずは自分の中の可愛いをアップデートしてみませんか?

 


そして、アップデートして可愛さを更新された自分を鏡で見てみましょう。

今ちょっと笑顔になりましたね。

そうやって自分にちょっとでも自信がついたら人生勝ち組です。