泣き虫パンダと慰め役のセバスチャン

不器用な新人社会人が世の中を生き抜くための処世術

勉強部屋は1人でいられる

今日職場の上司にこんなことを言われました。

 

「なつめさんって勉強するの好きなんでしょ?」

 

私は迷わずコクンと首を縦に振りました。

 

別に建前で言ってるわけではなく、私は本当に勉強することが好きなんです。

 

なので、今日はなぜ勉強をすることが好きなのか、についての話です。

 

*

 

パンダが自室で参考書片手に、愛用のiPadに何かを打ち込んでいる。

「真面目に勉強してるんだ。」

「そう。知識は最大の防御だからね。」

パンダのいる医療業界は日進月歩の世界。

常に新しい知識が更新される上に、自分の選んだ選択肢が患者さんに多大な影響を与える可能性が多いにある過酷な現場なのである。

「それにしても、あなた本当勉強好きよね。」

「好きっていうか、なんでだろうって思うと解決するまで調べてしまう癖がある。あと、」

確かにパンダの探究心は人一倍ある方だ。

しかし、それ以上に勉強が好きな理由があるらしく、こう続ける。

「勉強してたら1人でいられるでしょ。私1人大好きだからさ。」

「あぁ、自分の世界に浸るためってわけ。」

「そう。」

そう言いながらiPadに、どんどん文字を打ち込んでいくパンダ。

「ちょっと厨二病かもしれないけどさ、新しい知識身につけると、もし、その根拠は?って言われた時も、鼻高々に答えられてる自分を想像するの。もちろん想像の世界だから、自分の思う通りの世界な訳で、ムカつく野郎に完璧に論破出来てる自分がその世界にはいるのよ。それが最高に気持ちいいんだよね。」

それを想像してるあなたは、最高に気持ち悪いけど…という言葉は寸出のところで言わずに飲み込むセバスチャン。その代わり「勉強する時にお笑いの動画見てるのはわざと?」と聞いてみた。

「そう。なんか私無音苦手だから。あと、勉強するからって言って、みたい動画とか聴きたい音楽聞けないとストレスで発狂する自信しかない。」

そんなことで自信持てるパンダは、強いのか弱いのか…。

「あと、私勉強したことを誰かに教えるような感じでぶつぶつ呟いてるから、1人じゃないと勉強できないんだよね。」

「あぁ、それで。あなたたまにぬいぐるみに話しかけてるのね。頭おかしくなったわけではなく。」

こうあらためて話を聞いてみると、パンダの勉強している姿は、誰にも見せるべきではないが、知識としてちゃんと身についてるあたり自分なりの最高の勉強法を確立してるのだな〜とあらためて思うセバスチャン。

「人には人の勉強法ね。」

「それそれ〜。」

 

*

 

私は学生時代から勉強は好きだったんですが、社会人になってからの方が勉強してる気がします。

 

その理由は、先ほども言ったように知識が必要とされる現場であるからということに間違い無いのですが、それ以上に、ストレス発散のため1人で篭りたいからという深層心理が働いてるのかも、と最近になって思います。

 

ストレス発散にもなって、自分の知識が深まるなんて最高ですよね。

 

つくづく勉強が好きな体質でよかったなぁと思う今日この頃です。