泣き虫パンダと慰め役のセバスチャン

不器用な新人社会人が世の中を生き抜くための処世術

知らぬは一生の恥

皆さんは自分の悪い癖を自覚していますか?

 


私は、このブログを始める前まで、自分の悪い癖について目を瞑り、必死にそんなことないと否定してきました。

 


でも、それじゃいつまでたっても成長しない大きな子供のままです。

 


なので今日は恥を忍んで、私の悪い癖について綴っていこうと思います。

 

*

 

パンダには悪い癖がある。

それは、知ったかぶりをしてしまう。ということだ。

「なんで分かってますって言っちゃうんだろう…。」

パンダの職業上、専門用語を業務上で使う事が多いので、新人のパンダには知らない言葉が現場ではたくさん飛び交ってる。

この用語については、パンダは勉強が好きなこともあり、分からない用語が出たらすぐに調べるのでまだ良い。

 


問題は業務について。

 


どの仕事場においても一定のやり方というものがあって、こちらも新人のパンダにとってはわからないことばかりである。

「あなた、変に物覚えがいいから一回やったことある業務はやり方をすぐに覚えちゃうのよね。それがいいのか悪いのか。だから次に自分が業務を行う時は『前にやったことあるから分かってるぞ。』と鷹を括って自分1人でやろうとしてしまうんでしょ?」

業務というものが単純作業であるならいいが、同じ業務でも対応するクライアントが違ったり、同じクライアント相手でも時と場合によってちょっとずつやり方が違うというのが常である。

しかし、パンダはそのことを考えずとりあえず体を動かしてしまう。

先輩にやり方わかる?と聞かれても「知ってます。」と答えてしまう。

非常にまずい。

「知らないことを知ってるふりしてやって失敗するのが1番恥ずかしいし滑稽よ。聞くはは一時の恥、聞かぬは一生の恥っていうでしょ?」

「そう…。分かってるんだけどね。100%知らなかったら聞けるんだけど、60%くらい知ってるけど40%曖昧のときは残りの60%に賭けちゃうの。」

つまり【やったことはあるけど一回しかやったことがないのでやり方が曖昧なところがあります。】ということが言えない。

「100%知らなかったらそれは知らないのと一緒よ。業務に対して “少しでも知ってたら全部知ってる気になる新人”ほど怖いものはないわ。やったことある業務でも初めてのパターンだったり、知らない部分が出てきたら取り敢えず理解度100%で無くなるわ。100%でないなら知らないってことだから周りに助けを求めるべきね。」

 

*


人が少なくて頼れる人がいなかったり、先輩方がそれぞれの業務にあたっていて忙しそうにしていると、自分が動くしかないと思ってしまう私のような新人は世の中に如何程いるんでしょうか。

 


しかし、その的の外れた責任感はかえってクライアントや周りに先輩に迷惑をかけてしまうだけのようです。

まずは自分の業務に対する理解度を改めて見直し、100%に達しないものは誰かを頼るというのが仕事に対する誠意というもの。

 


的の外れた責任感よりも誠意を持って仕事を行える人間になりたいものですね。