泣き虫パンダと慰め役のセバスチャン

不器用な新人社会人が世の中を生き抜くための処世術

やらかし 無意識 若気の至り

今日はとんでもないことを

やってしまいました。

 

どうも、やらかし娘ことなつめはくです。 

 

何をしたかと言うと、所謂失言です。

 

失言というのは、言うべきでないことを、うっかり言ってしまうということです。

 

どんな失言をしたかは、例の2人のやりとりを見てください。

 

*

 

仕事中、背中に変な汗をかいているパンダ。

1人になったところで、こっそりセバスチャンに、その理由を話す。

「言わなきゃいいこと、言ってしまった。」

「とりあえずなんて言ったか教えて。」

あわあわ焦るパンダを、セバスチャンはとりあえず落ち着くようにと宥める。

「職場の先輩がネックレス買ったみたいなんだけど、いくらだったかって話になってね。30,000円って言ってたの。それで、ネックレスで30,000円なら安い方ですね。っていったら…」

おっふ…と流石にちょっと引き気味のセバスチャン。

「確かに30,000円のネックレスってあなたが持ってるネックレスの中じゃ格段に安い方だけど。でも職場の人って確か結婚してる人ばっかりじゃなかった?」

「そうなのよ!だからやばくて…!そのあと指導係に呼び出されてあれはびっくりしたよ。言い方を考えて。って優しく諭された。」

はぁ、と大きなため息をつくパンダ。

独身パンダは、既婚者そして小さな子供がいる人が出す30,000円の重さを、十分に分かっていなかった。

それに、社会人になってから、海外ブランドの小物やバッグ、そしてジュエリーを集めるのが好きなだったことが幸か不幸か、パンダの金銭感覚を知らないうちにバグらせていたのだ。

「あなたにとっての30,000円は手軽な価格!と思っても、一家のお母さんが自分のために出す30,000円は謂わば血と涙の結晶。相当頑張って出したのに、それを家庭も持ってない若者に安いなんて言われたらそりゃ凹むわね。」

「あーもー仕事行くの気まずいよ…。穴があったら入りたい。」

トホホと落ち込むパンダに、セバスチャンは本人も反省してるし、指導係にも諭されてるし、自分がこれ以上諭すのは辞めておこうと口をつぐむ。

「明日が休みでよかった。」

「そうね。そこで切り替えて次から気をつけましょ。今日の教訓は、金銭感覚は人それぞれだから、安い高いはあんまり言わないほうがいいってこと。特に真上の人と話すときはね。」

そうすることにする…とパンダはもう一度ため息をつくと、セバスチャンに別れを告げ仕事に取り掛かった。

 

*

 

と言う内容でした。

はい。見事やらかしました。

 

何言ってんだこいつ。

入社して1ヶ月も経ってないのに、バカ!

と思ったあなた、その感覚大正解です。

 

今後悔の念に苛まれてる私ですが、口笛を吹いても時は戻らないし、これは乗り越えるしかないようです。

 

良い失敗をしたと思うことにします。

 

このブログを読んでくださってる方は、まさかこんな失言しないと思いますが、口を開く時はくれぐれもお気をつけください。

 

無意識は怖いですからね。