泣き虫パンダと慰め役のセバスチャン

不器用な新人社会人が世の中を生き抜くための処世術

今日のラッキーアイテム

4位は乙女座のあなた!等身大の自分を発揮して、いい仕事ができます。

ラッキーアイテムはサンドペーパー#1000です。

 


殆どの朝の情報番組では、最後の方に今日の運勢なんて言って占いのコーナーが設けられています。

血液型占い、誕生月占い、星座占いなどがメジャーでしょうか。

 


私は占いなんて信じないたちなんですが、それでも占いの結果がいいと無意識にラッキーなんて思ってしまいます。

そんな占いのコーナーで必ず出てくるのがラッキーアイテム。

 


今日はそんなラッキーアイテムについてのお話です。

 

*


午前中の仕事が終わり休憩室で休憩しているパンダ。

そんな休憩時間もあっという間に残り10分となっていた。

時を戻してー松陰寺ーと思いながらも、そろそろ仕事が再開できるようにとおろしていた髪を結ぼうとするパンダの手をセバスチャンはそっと押さえる。

「今日午前中結構ハードだったから今結構疲れてるんじゃない?」

「そうだねー。めっちゃ疲れた。」

「なのに、それで行くつもり?」

パンダは後ろ髪が垂れてこないようにハーフアップにしてるのだが、そのハーフアップに使おうとしていたゴムは、なんの飾りもついてない緩くなった黒ゴムだった。

「ポーチの中にピンクの花飾りがついたゴムがあったでしょ?」

「もう行かないといけないし、髪なんて結べたらいいの。それに後ろに結んでるから見えないじゃない。」

パンダの言い分に、セバスチャンはやれやれと首を振り、諭すようにこう言った。

「いーや、やる気がない時こそお気に入りは身につけるべきよ。」

「そう?」

「そうよ。見えてなくても付けてる実感は残るわ。付けてる実感があれば、少しはやる気に繋がるはずよ。少なくともその地味な黒ゴムよりはね。」

そんなセバスチャンの言葉を受け、パンダはポーチの中からお気に入りのゴムを取り出す。

「100均で買ったゴム。紙やすりっぽいと思って買っただけなんだけどね。」

「それでもお気に入りなんでしょ?ラッキーアイテムは身につけて置かないと効力を発揮しないわ。」

 

*

 


たびたびオタク魂全開させる私をどうか皆さん温かい目でお見守りください。

 


(今は紙やすりちゃんに熱が上がってるので、ピンクの小物が多いですが、もともと私はセンラさんを推しているので黄色のラッキーアイテムが多いです。)

 


ラッキーアイテムとは身につけると運気が上昇するアイテムのことを言います。

運気が上がるかどうかはこの際置いといて、実際にアイテムによってやる気を上げることはできます。

 


これは私の持論です。

 


しかし、多くの人が実感しているのではないでしょうか?

お気に入りのマスコットやキーホルダーをカバンにつけたり、推し色の可愛い文房具をポッケに忍ばせたり。

そうすることでちょっとやる気が出てくる。

そんな単純者は私だけでしょうか?

 


職場のルールや雰囲気もあるのであまり派手なことはできませんが、どうせ使うなら、味気ないものよりも、自分のやる気に繋がるラッキーアイテムを身につけるべきです。

 


今日のあなたのラッキーアイテムはなんですか?