Fake it till you make it.
今日のタイトルにもある「fake it till you make it」という言葉。
この言葉は私の座右の銘でもあるんですが、意味は「成功するまで成功しているふりをしろ。」という意味です。
え?成功してないのに、成功してるふりをする?
人に嘘をつくってこと?
と思ったあなた。
ちょっとパンダとセバスチャンのやりとりを覗いてみましょう。
*
「ねえセバスチャン。」
「なに?」
「この間、仕事をするなら臆病者くらいが丁度良いって言ってたでしょ?でもさ、人に対する時、全く自信がないのって相手に失礼だと思うの。だってビクビクしてる人に、仕事なんて頼みたくないもの。そりゃ、自信満々のできない奴より、自信があまりない出来る人の方がいいのはわかるんだけど、だったら、自信満々で実力が伴ってるが1番よくない?」
うーん、確かにそうねーとセバスチャンはフフフと笑いながらパンダに近寄る。
「な、なに?」
「そりゃそうよ。自信がなくて自己肯定感が低いと仕事も楽しくないし、ビクビクしてるとそれが相手に伝わって不安に思われてしまうからね。自己肯定感は高い方がいいわよ。」
「ん?だったら、この前言ってたのってなんだったの?」
その問いにセバスチャンはニヤリと笑ってこう答える。
「あくまで臆病者でいる時は、何か事を起こす前。事を起こし始めたらむしろ逆。私は優秀だって思い込んで、出来る女のフリをするの。Fake it till you make it.やり始めたら、自信を持って堂々と動く。忘れちゃいけないのは、事が終わったら、また臆病者に戻ること。成功しても、失敗しても、本当にあれでよかったのかって反省をするの。そうやって臆病者と自信家を反復することで、本物のキャリアウーマンになっていくのよ。」
「な、なるほどね。」
*
この「Fake it till you make it.」という言葉はアメリカの社会心理学が専門のエイミー・カディー氏の言葉です。
確かに謙虚でいることは大切なことですが、いつでも、どんなときも「私なんて」と思っていては実力は伸びませんし、相手からいらぬ顰蹙を買ってしまいます。
一度人の前に出てパフォーマンスをするなら、堂々と。
思いっきし自信満々のピエロを演じましょう。
決して仮面の下にある臆病者の顔は、見せてはいけませんよ。